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すい臓の病気(膵炎・膵のう胞・すい臓がんなど)

すい臓すい臓は、ホルモンを分泌する内分泌機能と消化酵素である膵液を小腸に送り込む外分泌機能がある器官で、これらに以上をきたすことで、膵炎や、膵のう胞、膵臓がんの病気がおこります。また、糖尿病も内分泌の機能に異常をきたして、血糖値が異常にあがる病気です。

膵炎

膵炎とは、何らかの原因で、膵臓に炎症をおこす病気です。重症な場合は死に至るケースがあります。

腹痛、嘔吐などの症状があり、押されると痛みをともないます。また、胆石症による急性膵炎の場合は、摘出手術によって治療します。

膵のう胞

膵のう胞とは、すい臓にある、液体が溜まっている袋状のもの(のう胞)です。この、のう胞が悪性の場合は手術によって切除する必要があります。

頻度的には膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)の分枝型が多く、半年に一回の定期的な超音波検査やMRCP検査等で、のう胞性病変からの充実性成分の出現や、周囲に膵臓癌の出現に注意する必要があります。

すい臓がん

すい臓がんは日本における癌死亡者数の第三位で近年患者さんが急増しています。
膵臓は胃の背側、脾静脈の前方に位置します。体の真ん中やや右側から左側の脾門部近傍までと非常に細長い臓器です。超音波によるスクリーニング時に胃や十二指腸のガスで一部明瞭にみえない部位が存在するため早期発見が非常に困難で、周囲の脈管にすぐに浸潤することも関与し、進行も早い病気です。喫煙や肥満、糖尿病、遺伝によるものなど、様々な要因で発症すると言われています。
腫瘍マーカーや画像検査(造影CT、MRCP、超音波内視鏡)での精査によって発見することができます。

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